「第一志望です」が空虚に聞こえる理由
面接で「御社が第一志望です」と言う候補者は多い。しかし、その言葉が面接官の心に響くことは少ない。なぜなら、「第一志望です」という言葉には、多くの場合、「根拠」が伴っていないからだ。
面接官は、候補者が「第一志望です」と言うたびに、心の中でこう思っている。「なぜ?」「他の会社でもいいんじゃないの?」「本当に我が社のことを理解しているの?」

企業理念や事業内容と自身の経験・価値観を結びつけ、なぜその会社でなければならないのかを論理的に説明するストーリー構築法。
面接で「御社が第一志望です」と言う候補者は多い。しかし、その言葉が面接官の心に響くことは少ない。なぜなら、「第一志望です」という言葉には、多くの場合、「根拠」が伴っていないからだ。
面接官は、候補者が「第一志望です」と言うたびに、心の中でこう思っている。「なぜ?」「他の会社でもいいんじゃないの?」「本当に我が社のことを理解しているの?」
『第一志望です』と言われても、それだけでは何も伝わりません。なぜ第一志望なのか、その根拠を聞かせてほしいんです。根拠がしっかりしていれば、第一志望でなくても、むしろ信頼できる候補者だと感じます。
ステップ1:企業の「独自性」を発見する
その企業が、他の同業他社と何が違うのかを徹底的に調べる。企業のホームページ、採用ページ、ニュースリリース、決算説明資料などを読み込み、「この会社にしかない強みや特徴」を3つ以上見つける。
ステップ2:自分の「経験・価値観」と接続する
見つけた企業の独自性と、自分の経験や価値観を結びつける。「御社の〇〇という取り組みは、私が前職で経験した〇〇と重なります。私はその経験を通じて、〇〇という価値観を持つようになりました」という形で接続する。
ステップ3:「入社後の貢献」を具体化する
接続した経験と価値観を基に、「入社後に何ができるか」を具体的に描く。「御社の〇〇事業で、私の〇〇という経験を活かして、〇〇という形で貢献したい」という形で、具体的な貢献イメージを持つ。
調査すべき情報源得られる情報 ------ 企業ホームページ企業理念、事業内容、強み 採用ページ求める人材像、社風、働き方 ニュースリリース最新の動向、注力事業 決算説明資料財務状況、成長戦略 OB・OG訪問実際の職場環境、仕事の実態「御社が第一志望である理由は、大きく3つあります。第一に、御社の〇〇という企業理念が、私の価値観と一致しているからです。私は前職で〇〇という経験を通じて、〇〇という価値観を大切にするようになりました。第二に、御社の〇〇事業が、私の〇〇というスキルを最も活かせる場だと確信しているからです。第三に、御社の〇〇という取り組みが、私が将来実現したい〇〇というビジョンと重なるからです」
このように、3つの根拠を具体的に語ることで、「第一志望です」という言葉に説得力が生まれる。
根拠を3つ挙げて話してくれる候補者は、準備が丁寧だと感じます。特に、企業の独自性を正確に理解した上で、自分の経験と結びつけて話してくれると、『この人は本当にうちのことを理解してくれている』と感動することもあります。
最も説得力のある「根拠」は、実際にその会社で働いている人から聞いた話だ。OB・OG訪問を通じて、「実際の職場環境」「仕事の実態」「入社後に感じたギャップ」などを聞くことで、他の候補者には語れない「本物の根拠」を作ることができる。
dodaやマイナビエージェントなどの転職エージェントは、OB・OG訪問のセッティングをサポートしてくれることもある。積極的に活用しよう。